2021年04月29日

円空仏色エンピツ画・米原市春照・太平観音堂・十一面観音立像

円空仏色エンピツ画・米原市春照・太平観音堂・十一面観音立像

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旧伊吹村の「春照」という集落(現在は米原市春照)にある大平町観音堂、ここに安置されているのが円空作の十一面観音立像で、高さが180.5cmもあり、珍しい桜の一木造で、円空58歳作とのこと。この像は伊吹山中腹にあった大平寺集落に古くから祀られていたが、諸般の事情で昭和39年に集団移住で春照大平寺観音堂に安置された。春照は「すいじょう」と読まれ、拝観には事前の予約が必要とのこと。
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2021年04月24日

円空仏色エンピツ画・尾張の円空仏・尾張某寺十一面観音

円空仏色エンピツ画・尾張の円空仏・尾張某寺十一面観音 (72cm)

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尾張にある3体しかない十一面観音のうちの1体

名古屋に十一面観音は3体しかないらしい。この十一面観音は現在名古屋市内ではなく、尾張地方の某寺にあって、30年ほど前に発見されたらしい。
磐座の上に踏み分け蓮座という台座の形式で、その上に足をやや広げて立っている。大変美しい微笑仏で丁寧に彫られていて木目が美しい。やや虫食い被害が出ている。
左右両面に3体づつ菩薩面が彫られている。頭の後ろには何も彫られていない。だからこの十一面観音は六面ということになる。
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2021年04月20日

円空仏色エンピツ画・奥飛騨上宝町・桂宝寺・三尊像(十一面観音・善女竜王・今上皇帝)


円空仏色エンピツ画・奥飛騨上宝町(岐阜県高山市)・桂宝寺(けいほうじ) 、三尊像(十一面観音・善女竜王・今上皇帝)

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桂宝寺の十一面観音(中央、96.5cm)・善女竜王(左側、69.0cm)・今上皇帝(きんじょうこうてい=当代の天皇、右側、69.5cm)の三尊は、円空を語る上で欠かせない有名な三尊像です。その魅力的な像であるとともに、その背面に書かれている文字が円空を知る大切な資料だとのことです。
2013年に東京国立博物館で「飛騨の円空仏展」でこの三尊像の展示があったようです。
中央の十一面観音を主尊に大きく、脇侍として、今上皇帝(天皇)と善女竜王を配していて、これが昔なら天皇を脇侍にしたことが問題となったのかもしれません。この今上皇帝は、神像で表された像で、上品で優しい顔をしています。
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2021年04月16日

円空仏色エンピツ画・三重県津市白山町・浜城観音堂・金剛界大日如来

円空仏色エンピツ画・三重県津市白山町・浜城観音堂・金剛界大日如来

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智拳印(ちけんいん=左手をこぶしに握って人さし指だけ立て、それを右手で握る印) を結んだ金剛界大日如来像です。岩座の上に蓮華座があり、その上に座している。高さ33.5cm。
円空の極初期像で、その特徴は小像が多い。丁寧な彫りで表面が滑らか。そして、美並町27体、郡上八幡市3体、関市4体あるそうです。
この像は目がつり上がり、しかしどこか優しさがある。円空32〜38歳の頃の初期像ということで、円空が北海道に渡る35歳以前の像が極初期像だそうです。

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2021年04月12日

円空仏色エンピツ画・安達正秋微笑仏展・荒子観音・雨宝童子(毘沙門天)

円空仏色エンピツ画・安達正秋微笑仏展・荒子観音・雨宝童子(毘沙門天)

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「安達正秋微笑仏展」での雨宝童子(毘沙門天)

円空仏の宝庫、名古屋市中川区荒子観音寺で、毘沙門天として祀られている。雨宝童子は頭上に五輪塔、右手に金剛宝棒、左手に宝珠を持つ童子像。神仏習合によって日本で創造されたもので、福を得て災を除くという。十一面観音の脇侍として祀られる場合もあるとのこと。





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2021年04月09日

円空仏色エンピツ画・全身で感じる仏像力・両面宿儺坐像

円空仏色エンピツ画・全身で感じる仏像力・両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう) (江戸時代 17世紀  飛騨国千光寺)


【 円空仏について 】


円空は訪れた土地の山林の木を素材にして、あまり手数を掛けずに仏像を造りました。表面には何も塗らず、木を割った時の切断面、節(ふし)や鑿跡(のみあと)がそのまま見える像が多くあります。

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円空仏の代表的技法「鉈(ナタ)ばつり」
両面宿儺像(千光寺・岐阜県高山市)

千光寺に保存されている現在64体の円空仏は、すべて「円空仏寺宝館」内に保管されています。円空仏寺宝館は、円空と千光寺の関わり合いを知ることができ、作品は、「両面宿儺像」や「護法神」などが有ります。

鉈を上から下に振り下ろす(はつる)ことによって、木材をダイナミックに刻み、力強い躍動感を与える円空円熟期の作風は「鉈ばつり」と呼ばれ、円空仏の代名詞ともなっています。これは、ある種の潔さと迷いのない強い決断とスピードが要求される技法です。そんな円空独自の鉈彫りの妙技が立体的造形美として表現された代表作が、高山市・千光寺の「両面宿儺像」です。
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2021年04月05日

円空仏色エンピツ画・岐阜県飛騨千光寺・不動明王

円空仏色エンピツ画・岐阜県飛騨千光寺・不動明王

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円空仏のほとんどは、丸太の木を縦に断ち割って造っている。
薪を割るのに似ている。中には、一つの丸太を二つあるいは三つ四つに割って、それぞれ像を刻んだものもある。
「不動明王およびニ童子立像」は、長さ1メートルほどの丸太を二つに割って、不動像を彫り、もう一方の半分はさらに二つに割って、ニ童子像を造っている。この像でおもしろいのは、不動像は樹皮側を、ニ童子は木心側を彫っていること。


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2021年04月02日

円空仏色エンピツ画・埼玉県宮代町の文化財・須賀地内・真蔵院所蔵・如来形立像

円空仏色エンピツ画・埼玉県宮代町の文化財に指定円空仏12体・須賀地内・真蔵院所蔵・如来形立像

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埼玉県には、宮代町を始め県東部地区に多くの円空仏が残されている。
日光街道、日光御成街道筋にあたることから多いものと考えられるようです。
現在町内には12体の円空仏があり、これらの円空仏は独特の表現を持ち同じものはないといわれている。
各地を廻った円空の足跡の一端を知る資料として貴重なもの。
町内の円空仏は、和戸地区を中心とした御成街道沿いに多く、小型のものが多いという地域を持っている。こうしたことから、12体全ての円空仏が、平成24年に町指定文化財に指定された。
郷土資料館では、宝生院所蔵の役行者倚像と旧本覚院所蔵の大黒天立像・恵比須天立像の3点が常設展示されている。
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