2020年10月29日

円空仏色エンピツ画・名古屋市・鉈薬師堂・狛犬

円空仏色エンピツ画・名古屋市・鉈薬師堂・狛犬
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名古屋の「医王堂」(通称・鉈薬師堂)で、この鉈薬師堂の名称は、鉈彫りの円空仏を多数祀ることからの俗称らしい。堂内には名古屋城築城の余材を鉈一本で彫ったといわれる円空仏が並んでいる。

円空仏の狛犬に雲形紋様が使われている。この模様は円空が北海道を巡行した時のアイヌ民族との出会いと関係があるらしく、アイヌ文化の雲形紋様を使っており、またこの二体を真ん中で合わせると一本の木になります。
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2020年10月21日

円空仏色エンピツ画・群馬県高崎市・延養寺・神像

円空仏色エンピツ画・群馬県高崎市・延養寺・神像
(高崎市指定重要文化財)

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形のうえでは単なる神像ですが、像の底に墨で「梅図」が描かれていることから「天神像」と呼ばれているそうです。
神様が岩の上に座している姿を表現している。形象化した冠、顔、体部を包み込んだ衣、ごつごつした岩の質感を表している。
これは円空円熟期の作であるらしく、延宝九年(1681)に上野国(こうずけのくに=現在の群馬県) に滞在していたことは明らからしい。
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2020年10月14日

円空仏色エンピツ画・さいたま市大宮区・正法院・十二神将(未)

円空仏色エンピツ画・さいたま市大宮区・正法院・十二神将(未)

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円空は、寛永九年(1632)に現在の岐阜県羽島市に生まれ、元禄八年(1695)に同県関市で入定にて没と伝わる。天台宗や修験を修め、12万体の像を彫って諸国を旅したそうです。そのうち今も全国で約5000体以上が保存されている。

円空仏十二神将立像は、丸材を半分に割り、割った面に彫刻している。頭上に十二支の動物を乗せる。これは、8番目の未を乗せている。
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2020年10月10日

木彫色エンピツ画・大阪の「延命寺」所蔵・「大元帥明王像」の頭部

木彫色エンピツ画・大阪の「延命寺」所蔵・「大元帥明王像」の頭部

2017年、大阪市立美術館、日本の木彫展覧会、「飛鳥仏から円空へ」より

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北川運長という仏師が、元禄14年(1701)に制作に着手したが、発願者であった浄厳(じょうごん)という僧が没したため、未完成に終わったそうです。「大元帥明王」は敵を降伏させる恐ろしい明王とかで。作品は将軍家綱の帰依を得て、湯島に霊雲寺という寺を開いたそうで、大元帥明王のイメージとは異なり穏やかな表情で、あたかも木の中から菩薩のような慈愛に満ちた顔がのぞいているように見えます。


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2020年10月06日

円空仏色エンピツ画スケッチ・愛知県丹羽郡扶桑町・高雄福塚地区の聖観音菩薩坐像

円空仏色エンピツ画スケッチ・愛知県丹羽郡扶桑町・高雄福塚地区の「聖観音(しょうかんのん)菩薩坐像」
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六観音『聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、准胝(じゅんでい)観音、如意輪観音』の一尊

像高71cmの端正な顔立ちです。荒々しい鉈の彫り跡にも優しく丁寧に仕上げられた坐像で、延宝3年(1675)頃の作らしく、明治時代に廃寺となった観音堂に存在していた像とのことです。

同じ扶桑町の円空仏としては、斬新な造形をした「正覚寺」の「十二神将像」が広く知られていて、この高雄福塚地区の「聖観音菩薩坐像」もそれに引けを取らない円空仏です。

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2020年10月01日

円空仏色エンピツ画スケッチ・飛騨高山市・千光寺・宇賀神像・両面宿儺坐像

円空仏色エンピツ画スケッチ・飛騨高山市・千光寺・宇賀伸像・両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)
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円空の傑作として名高い「両面宿儺坐像」は、日本書紀には民を苦しめたと書いてあるが、飛騨では悪龍を退治したという伝説があるそうです。
この両面宿儺坐像は、顔を2つ並べた荒々しい彫り跡が強く残されています。また、飛騨の山の民の神として斧を持たせています。

円空(1632〜95)は晩年に飛騨千光寺に1年ほど滞在し、多くの像と和歌を残しているそうです。


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